My favorite ワークシャツ
私は昔からワークウエアを良く着ています。
ワークウエアと一言で言っても色んな形がありますが、ざっくりワークという括りに入る実用的でタフな作りのアイテム全般が好きです。
日本語にすると作業着でいまいちピンとこないですが、ワークウエアをカッコよく着るイメージはこんな感じでしょうか。
リアルワーカーですね。
見た目もワイルドでカッコいいのですが、
呼称も英語にするとぺンキ屋さんは[ペインター]、鉄道作業員は[レイルローダー]になったりして、いちいちカッコいいです。
私が思うワーウエアの最大の魅力は作業のサポートになる様に考えて作られた、数々のディテールです。
ミリタリーウエアにも同じことが言えますが、機能性や頑丈さを追求しているワークウエアはいつの時代も変わらずに男心をくすぐり続けるアイテムだと思います。
と、前置きがながくなりましたが、今回は私の好きなブランド[Engineered Garments]のワークシャツの愛してやまないポイントを紹介したいと思います。
ブランドの詳しい紹介はここでは割愛させていただきますが、アメリカの権威あるデザイナー賞も受賞している鈴木大器さんが手掛けるニューヨークを拠点するブランドです。
シャツはこちら
ブランドスタート時くらいから、長い間定番として作られているシャツです。
グッとくるポイント、ずらっと紹介します。
ワークシャツの必須ポイント、山ポケ。
ガチャポケとも呼ばれるタバコ用のポケット。底にはマチが付き実際にタバコを入れるとメチャ取り出しやすい。
ツールポケット。道具を入れるためデカめ。ペンポケットもサイドに。
どちらのポケット口にも、出し入れの際の生地の裂け防止の為の、かんぬき留めステッチが補強で入る。赤糸のためデザインのアクセントにもなってます。
前立て裏の補強のツイルテープ。
何度も取り外しするボタン裏の生地の補強の為のディテール。
こちらも赤テープがアクセント。
衿裏は首が擦れる為、やはりステッチで補強。
袖周りや脇などの着用時に負荷がかかる箇所は三本のチェーンステッチで縫製もガッチリ。
1番力のかかる肘には裏から別布を当てて二重構造で補強。×のステッチがデザイン的にもgood。
意外と見落としがちな袖口。
通常のシャツは袖口に向かって細くなりますが、絞らずに広がったままの作り。
中に長袖を着た時やグローブを着けた状態でもストレスなく着られる仕様。
などなど、、更に素材もデニムのため色落ちも楽しめそうです。
大分細かくなりましたが、1つのシャツにこれだけ実用性に特化した仕様が多いってホントに良く考えられた洋服だと思います。
私もこれを着てニヤニヤしながら日々のワークに勤しみたいと思う次第であります。
それではまた。